「平和を守る」 遺族らが誓い 東広島で戦没者追悼
23年8月24日
東広島市の戦没者追悼式が22日、同市黒瀬町の市黒瀬生涯学習センターであった。遺族たち約130人が参列し、平和への思いを新たにした。
参列者は黙とうの後、献花台に花を手向けた。遺族代表の荒光マサ子さん(85)=同町=は80年前、ニューギニア島で父を亡くし「家族が帰ることのない戦後の生活は惨めだった」と振り返った。ロシアによるウクライナ侵攻に触れ「今も世界で戦争が絶えないのはつらい」と語った。
子ども平和メッセージとして、高屋西小6年の市林彩さん(12)たち3人が作文を朗読。市林さんは「戦争の悲惨さを学び、平和を守り続けていく」と力を込めた。
(2023年8月24日朝刊掲載)
参列者は黙とうの後、献花台に花を手向けた。遺族代表の荒光マサ子さん(85)=同町=は80年前、ニューギニア島で父を亡くし「家族が帰ることのない戦後の生活は惨めだった」と振り返った。ロシアによるウクライナ侵攻に触れ「今も世界で戦争が絶えないのはつらい」と語った。
子ども平和メッセージとして、高屋西小6年の市林彩さん(12)たち3人が作文を朗読。市林さんは「戦争の悲惨さを学び、平和を守り続けていく」と力を込めた。
(2023年8月24日朝刊掲載)