ニュース

　戦争のない世界の実現へのメッセージを５０文字以内でつづる「平和への想（おも）い」の入賞者が決まった。三次市などでつくる「平和のつどい実行委員会」が募り、同市三良坂町の三良坂平和公園で開いた「平和のつどい」で表彰した。

　小学生、中学生、一般の３部門に５０９点の応募があった。一般の部の大賞に選ばれた日彰館高１年谷口一榎（いちか）さん（１５）は、長引くロシアによるウクライナ侵攻などを念頭に言葉を紡いだという。

　みなさんは平和について「考える」で終わっていませんか。一度「考える」から「行動」に変えてみませんか。

　谷口さんは「自分への問いかけでもある。難しくても挑戦しないと何事も変わらないと思う」と話す。小学生の部の大賞は、みらさか小６年森宗玲奈さん（１１）、中学生の部の大賞は口和中３年西本雪希さん（１４）の作品をそれぞれ選んだ。（林淳一郎）

　その他の入賞者は次の皆さん。（敬称略）

　【小学生】優秀賞　小畠幸弥（みらさか小１年）▽特別賞　小野向日葵（八次小１年）【中学生】優秀賞　菅原澪（比和中２年）▽特別賞　桟敷陸（作木中３年）【一般】優秀賞　村上和花（日彰館高２年）▽特別賞　平田彩純（同）

（２０２３年８月３１日朝刊掲載）