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　広島県三原市の名誉市民、故新藤兼人監督の作品などを上映する「みはら映画祭」が１０日、円一町の三原リージョンプラザで開かれる。ことしのテーマは「平和の祈り再び」で、市民映画祭開催実行委員会の主催。

　新藤監督が市内で撮影した「裸の島」を午前１０時半から無料で上映。広島の原爆で被爆した移動演劇団「桜隊」をテーマにした新藤監督の「さくら隊散る」（午後１時）と、桜隊に所属していた園井恵子が出演した「無法松の一生」（同３時５０分）は、それぞれ１人千円で上映する。

　午後３時からは、市出身のノンフィクション作家で桜隊についての著書がある堀川恵子さんのゲストトークがある。実行委事務局の市教委文化課☎０８４８（６４）９２３４＝平日のみ。

（２０２３年９月４日朝刊掲載）