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被爆者を支援 ゆだ苑に寄付 連合山口188万円

 連合山口は1日、山口市元町の県原爆被爆者支援センターゆだ苑に188万4080円を寄付した。寄付金は組合員約5万8千人から募った。

 連合山口の伊藤正則会長がゆだ苑を訪れ、目録と組合員が折った千羽鶴を八代拓理事長に手渡した。伊藤会長は「被爆者が減少する中、戦争の悲惨さを若い世代に継承する活動にも活用してほしい」とあいさつ。八代理事長は「寄付金がゆだ苑を存続させ、被爆者支援を続ける鍵になる」と感謝した。被爆者の証言をインターネットで公開する活動にも使うという。

 連合山口は毎年、ゆだ苑に寄付している。千羽鶴は「山口のヒロシマデー」の6日、同市江良の原爆死没者之碑前である原爆死没者追悼・平和式典で奉納される。

(2023年9月2日朝刊掲載)

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