ユニタール事務所移転へ 広島商議所ビル解体受け
23年9月14日
国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所が来年1~3月をめどに、現在入居する広島市中区基町の広島商工会議所ビルから近くの別のビルに移転する見通しとなった。商議所ビルが今後解体されるためで、移転費は広島県が全額負担する方針。
県平和推進プロジェクト・チームによると、予定する移転先は中区中島町のニッセイ平和公園ビル8階の一室193平方メートル。県が所有者と契約して引っ越し代や敷金を払う考えで、15日開会の県議会定例会に提出する本年度一般会計補正予算案に必要経費2500万円を盛り込んだ。
平和構築を担う人材の育成に取り組む広島事務所は2003年7月、県の誘致で商議所ビルに開設した。5階の一室192平方メートルを活用し、今年8月時点で常勤職員は24人いる。県は広島事務所の意向を踏まえ、研修事業をしやすい平和記念公園(中区)周辺で移転先を探していた。
県は毎年の事務所経費を負担しており、活動支援費と合わせて本年度の当初予算には1億4千万円を計上している。(河野揚)
(2023年9月14日朝刊掲載)
県平和推進プロジェクト・チームによると、予定する移転先は中区中島町のニッセイ平和公園ビル8階の一室193平方メートル。県が所有者と契約して引っ越し代や敷金を払う考えで、15日開会の県議会定例会に提出する本年度一般会計補正予算案に必要経費2500万円を盛り込んだ。
平和構築を担う人材の育成に取り組む広島事務所は2003年7月、県の誘致で商議所ビルに開設した。5階の一室192平方メートルを活用し、今年8月時点で常勤職員は24人いる。県は広島事務所の意向を踏まえ、研修事業をしやすい平和記念公園(中区)周辺で移転先を探していた。
県は毎年の事務所経費を負担しており、活動支援費と合わせて本年度の当初予算には1億4千万円を計上している。(河野揚)
(2023年9月14日朝刊掲載)