「平和の心忘れず」追悼 尾道の市内5遺族会
23年9月16日
広島県尾道市は15日、市内五つの遺族会合同の「戦没者追悼式及び平和祈念式典」を市役所本庁舎で開いた。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催。
コロナの感染状況を踏まえ、出席者を各遺族会と尾道地区原爆被害者の会の代表に絞り、計27人が参列した。黙とう後、全員で献花して平和への思いを新たにした。遺族を代表し、因島遺族会の吉田尚徳会長(83)が「明るく豊かな郷土を守り、平和の心を忘れず、一層努力をしていきたい」とあいさつした。
同市内には尾道、因島、御調町、向島町、瀬戸田町の各遺族会がある。以前はそれぞれが集いを開いていたが、会員の減少や高齢化に伴い、2019年に市主催での合同開催となった。
県遺族会によると、5遺族会の会員は計997人(5月時点)。18年12月から116人減った。(神田真臣)
(2023年9月16日朝刊掲載)
コロナの感染状況を踏まえ、出席者を各遺族会と尾道地区原爆被害者の会の代表に絞り、計27人が参列した。黙とう後、全員で献花して平和への思いを新たにした。遺族を代表し、因島遺族会の吉田尚徳会長(83)が「明るく豊かな郷土を守り、平和の心を忘れず、一層努力をしていきたい」とあいさつした。
同市内には尾道、因島、御調町、向島町、瀬戸田町の各遺族会がある。以前はそれぞれが集いを開いていたが、会員の減少や高齢化に伴い、2019年に市主催での合同開催となった。
県遺族会によると、5遺族会の会員は計997人(5月時点)。18年12月から116人減った。(神田真臣)
(2023年9月16日朝刊掲載)