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折り鶴再生スニーカーで寄付 広島県に府中市製造会社

 スニーカー製造のスピングルカンパニー(府中市)は20日、広島県に110万円を寄付した。広島市などに寄せられた折り鶴を再生し、生地に取り入れたスニーカーの売上金の一部を充てた。

 内田貴久社長が県庁を訪れ、湯崎英彦知事に目録を手渡した。内田社長は「平和のメッセージを幅広く発信しようとの思いを込めてスニーカーを製作した。寄付金は平和のために使ってほしい」と話した。

 折り鶴を再生したスニーカーは昨年5月に企画商品として発売。ことし4月に第2段の販売も始めた。広島市であった先進7カ国首脳会議(G7サミット)の国際メディアセンター内でも展示され、関心を集めたという。(永山啓一)

(2023年9月21日朝刊掲載)

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