×

ニュース

米2団体 首相を表彰 サミットの指導力評価

 訪米中の岸田文雄首相は20日(日本時間20、21日)、米国の慈善団体とシンクタンクから、それぞれ表彰を受けた。広島市で5月にあった先進7カ国首脳会議(G7サミット)の議長を務め、優れたリーダーシップを発揮したと評価された。(ニューヨーク発 山本庸平)

 米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が共同議長を務めるビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団から、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて貢献した人を毎年表彰する「グローバル・ゴールキーパー賞」を贈られた。

 ニューヨークでの授賞式で首相は、新たな感染症への対応といった保健分野に関する広島サミットでの取り組みを紹介。「国際保健は人間の安全保障を実現する上で不可欠な分野だ」とし、一層努力していく考えを示した。シンクタンクの大西洋評議会による「グローバル市民賞」の授賞式にも参加した。

(2023年9月22日朝刊掲載)

年別アーカイブ