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核禁会議 現地参加へ 11月 広島県被団協 佐久間理事長

 広島県被団協の佐久間邦彦理事長(78)は22日、米ニューヨークの国連本部で11月に始まる核兵器禁止条約の第2回締約国会議に合わせ、現地入りすると明らかにした。

 この日、広島市中区の平和記念公園であった、禁止条約に署名、批准するよう日本政府へ求める署名活動後、取材に答えた。「核兵器の非人道性を伝える。核兵器保有国にも条約への署名、批准を要請する」と説明。現地では、被爆証言や非政府組織(NGO)との交流も予定しているという。

 締約国会議は11月27日~12月1日にメキシコを議長国に開かれる。県被団協の箕牧(みまき)智之理事長(81)も参加を検討している。(宮野史康)

(2023年9月23日朝刊掲載)

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