「平和の丘」どう魅力アップ 広島市の比治山公園整備計画 住民らワークショップ 現地歩き課題指摘
23年10月1日
広島市が比治山公園(南区)で進める「平和の丘」整備で、市は30日、公園内を巡る魅力を高め、訪れる人を増やす方策を住民たちが話し合うワークショップを開いた。全4回の初回となるこの日は園内を歩き、感じた課題を出し合った。(長久豪佑)
メンバーは公募に応じた地元住民や自然体験イベントに携わる人たち市内外の27人。この日は20~90代の23人が参加し、園内の整備状況や未活用の広場を見て回った。
6班に分かれての意見交換では「園内が薄暗い」「標識が少なく迷子になる」「これという見どころがない」と課題が噴出した。広島大3年の山本恵愛さん(21)=安佐南区=は「都市の中にある自然という魅力をアピールできたら」と話していた。
本年度中にあと3回開き、未活用地の方向性を含め意見をまとめる。市は今後の整備に生かす。
市は2017年3月に「平和の丘」基本計画を決定。これまでに展望施設の新設や市現代美術館のリニューアルなどを終えた。焦点である放射線影響研究所の移転後の跡地活用策は、土地を所有する国との協議を要するためワークショップでは検討しない。
(2023年10月1日朝刊掲載)
メンバーは公募に応じた地元住民や自然体験イベントに携わる人たち市内外の27人。この日は20~90代の23人が参加し、園内の整備状況や未活用の広場を見て回った。
6班に分かれての意見交換では「園内が薄暗い」「標識が少なく迷子になる」「これという見どころがない」と課題が噴出した。広島大3年の山本恵愛さん(21)=安佐南区=は「都市の中にある自然という魅力をアピールできたら」と話していた。
本年度中にあと3回開き、未活用地の方向性を含め意見をまとめる。市は今後の整備に生かす。
市は2017年3月に「平和の丘」基本計画を決定。これまでに展望施設の新設や市現代美術館のリニューアルなどを終えた。焦点である放射線影響研究所の移転後の跡地活用策は、土地を所有する国との協議を要するためワークショップでは検討しない。
(2023年10月1日朝刊掲載)