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平和や女性保護 広島と「連帯を」 シエラレオネ次官 市長と面会し確認

 アフリカ西部シエラレオネ外務・国際協力省のビクトリア・マンガイ・スリマニ次官が広島市役所を訪れ、松井一実市長と面会した。平和構築や女性への暴力防止について協力を確認した。

 スリマニ氏は5日に平和記念公園(中区)の原爆資料館を見学後、市役所を訪問。「シエラレオネは悲惨な内戦を経験した。連帯を示さずにはいられない」と語った。内戦で傷ついた女性の安全を守る政府の取り組みを紹介すると、松井市長は「日本と広島を挙げて応援したい」と応じた。

 シエラレオネは2024年から国連安全保障理事会の非常任理事国になる。連携を深めようと、外務省が招待した。(宮野史康)

(2023年10月12日朝刊掲載)

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