ウクライナ伝統工芸 楽しんで 28日広島・29日東広島 卵の殻に絵付け体験
23年10月16日
卵の殻に細かな模様を描いたウクライナの伝統工芸品「プィーサンキ」を作る体験会が28日に広島市中区の広島YMCA、29日に東広島市のイベントスペースRippleである。ウクライナの文化を知ってもらい、ロシアによる軍事侵攻で苦しむ人々への支援の輪を広げようと、広島ウクライナ人会が主催する。
プィーサンキは中身を抜いた卵の殻にろうで太陽や草花の模様を描き、染料で色付けする。ウクライナでは古くから健康長寿や豊作を願って作られてきたという。
講師は、首都キーウ(キエフ)出身で工芸作家のテチャーナ・ソロツカさん=川崎市。家族の仕事で2000年に来日し趣味で創作していたが、ロシア軍に破壊される古里に胸を痛め「美しい伝統文化を伝えたい」と昨年から関東で展示や体験会を開いている。
体験会は広島会場が午前10時半と午後1時半、4時。東広島会場が午後1時半と4時。各回先着20人。小学5年生以上が対象で、参加費2千円(材料費込み)。収益で救急セットを購入しウクライナに送る。広島ウクライナ人会のホームページから申し込む。 (新山京子)
(2023年10月16日朝刊掲載)
プィーサンキは中身を抜いた卵の殻にろうで太陽や草花の模様を描き、染料で色付けする。ウクライナでは古くから健康長寿や豊作を願って作られてきたという。
講師は、首都キーウ(キエフ)出身で工芸作家のテチャーナ・ソロツカさん=川崎市。家族の仕事で2000年に来日し趣味で創作していたが、ロシア軍に破壊される古里に胸を痛め「美しい伝統文化を伝えたい」と昨年から関東で展示や体験会を開いている。
体験会は広島会場が午前10時半と午後1時半、4時。東広島会場が午後1時半と4時。各回先着20人。小学5年生以上が対象で、参加費2千円(材料費込み)。収益で救急セットを購入しウクライナに送る。広島ウクライナ人会のホームページから申し込む。 (新山京子)
(2023年10月16日朝刊掲載)