イスラエルの侵攻回避訴え 広島でアピール行動
23年10月14日
イスラエルが「完全封鎖」するパレスチナ自治区ガザへのさらなる攻撃中止を求めるアピール行動が13日、広島市中区の原爆ドーム前であった。事実上の核兵器保有国であるイスラエルが準備を進める地上侵攻の回避を訴えた。
広島市立大(安佐南区)の田浪亜央江(あおえ)准教授(中東地域研究)の呼びかけに応じた学生や教員、会社員たち約40人が参加。「殺すな」「爆撃をやめて」などと、英語や日本語で記したプラカードを約1時間掲げた。
ガザはイスラエルに境界を封鎖され、「天井のない監獄」と呼ばれている。そうした状況を踏まえ、参加者は「大量殺害を止められるのはイスラエルだけだ」「誰の命であっても奪う権利はない」などと訴えた。
アラブ人の大学生フセイン・ザバドさん(24)=安佐南区=は「残酷なことが起きている。ガザの人々のため、声を上げなければならない」と力を込めた。
(2023年10月14日朝刊掲載)
広島市立大(安佐南区)の田浪亜央江(あおえ)准教授(中東地域研究)の呼びかけに応じた学生や教員、会社員たち約40人が参加。「殺すな」「爆撃をやめて」などと、英語や日本語で記したプラカードを約1時間掲げた。
ガザはイスラエルに境界を封鎖され、「天井のない監獄」と呼ばれている。そうした状況を踏まえ、参加者は「大量殺害を止められるのはイスラエルだけだ」「誰の命であっても奪う権利はない」などと訴えた。
アラブ人の大学生フセイン・ザバドさん(24)=安佐南区=は「残酷なことが起きている。ガザの人々のため、声を上げなければならない」と力を込めた。
(2023年10月14日朝刊掲載)