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　広島市は２７日、松井一実市長の３１日からの欧州出張の概要を発表した。ドイツ・ハノーバー市とイタリア・ベネチア市を７泊８日で訪れ、両市の市長たちと面会。姉妹都市の記念行事や、友好協力の調印式に出席する。

　まずハノーバー市で自動車関連施設や劇場を視察し、会長を務める平和首長会議の行事に参加。１１月４日に姉妹都市提携４０年の記念式典に臨む。同日、ベネチア市に入り、６日に友好協力に関する合意書を交わす。松井市長は２７日の記者会見で、同市からの姉妹・友好都市提携の申し入れに触れ「交流の発展が見込まれる」と述べた。

　ハノーバー市へは市議会も母谷龍典議長たち３人を派遣する。

（２０２３年１０月２８日朝刊掲載）