真珠湾への訪問 広島市長が調整 月末から 姉妹公園協定受け
23年11月9日
広島市の平和記念公園と米パールハーバー国立記念公園の姉妹公園協定を受け、松井一実市長が米ハワイ州・真珠湾の訪問を調整していることが8日、分かった。今月末から訪れ、同国立記念公園での慰霊や公園関係者との協議を予定している。訪問は2012年以来になる。
関係者によると、30日~12月2日の日程を想定。米ニューヨークで11月27日に開幕する核兵器禁止条約の第2回締約国会議に出席した後、ホノルル市へ向かう。真珠湾では記念館や碑を訪ね、現地の公園管理監督者たちとの面会などを検討しているという。
姉妹公園協定は、広島市で5月にあった先進7カ国首脳会議(G7サミット)を機に米側が市へ打診。6月29日に結んだ。両公園の協力活動として、若い世代向けの教育などを定めており、これらの具体的な取り組みを協議するとみられる。
松井市長は12年6月にも同国立記念公園を訪問。真珠湾攻撃の犠牲者を悼むアリゾナ記念館で、「和解による平和な世界の実現を誓う」などとスピーチした。(野平慧一)
(2023年11月9日朝刊掲載)
関係者によると、30日~12月2日の日程を想定。米ニューヨークで11月27日に開幕する核兵器禁止条約の第2回締約国会議に出席した後、ホノルル市へ向かう。真珠湾では記念館や碑を訪ね、現地の公園管理監督者たちとの面会などを検討しているという。
姉妹公園協定は、広島市で5月にあった先進7カ国首脳会議(G7サミット)を機に米側が市へ打診。6月29日に結んだ。両公園の協力活動として、若い世代向けの教育などを定めており、これらの具体的な取り組みを協議するとみられる。
松井市長は12年6月にも同国立記念公園を訪問。真珠湾攻撃の犠牲者を悼むアリゾナ記念館で、「和解による平和な世界の実現を誓う」などとスピーチした。(野平慧一)
(2023年11月9日朝刊掲載)