停戦訴える灯火 ヒロシマの思い 原爆ドーム前で集会
23年11月12日
イスラエル軍とイスラム組織ハマスとの衝突から1カ月余りが過ぎた11日、広島市中区の原爆ドーム前で停戦を訴える市民集会が開かれた。戦闘が続くパレスチナ自治区ガザに向けて「ジェノサイド(大量虐殺)を止めよ」とキャンドルで英語のメッセージを描き、被爆地広島の思いを発信した。
参加者が約千本のキャンドルに点火し「STOP GENOCIDE IN GAZA」の文字を浮かび上がらせた。呼びかけ人の一人、広島市立大の田浪亜央江准教授は「ガザの230万人の命を危険にさらす絶望的な暴力が起きている。キャンドルを大きな声にして広げる一歩にしたい」と力を込めた。
集会は市民有志でつくる「ストップジェノサイド・ヒロシマ」が主催し、約500人が参加した。(平田智士)
(2023年11月12日朝刊掲載)
参加者が約千本のキャンドルに点火し「STOP GENOCIDE IN GAZA」の文字を浮かび上がらせた。呼びかけ人の一人、広島市立大の田浪亜央江准教授は「ガザの230万人の命を危険にさらす絶望的な暴力が起きている。キャンドルを大きな声にして広げる一歩にしたい」と力を込めた。
集会は市民有志でつくる「ストップジェノサイド・ヒロシマ」が主催し、約500人が参加した。(平田智士)
(2023年11月12日朝刊掲載)