ワルシャワ 戦禍と復興 旧日銀広島支店で展覧会
23年11月16日
第2次世界大戦下のポーランド・ワルシャワの惨禍と復興を伝える展覧会が16日、広島市中区袋町の旧日本銀行広島支店で始まる。現地のワルシャワ蜂起博物館などが主催し、来年2月5日まで。入場無料。
同館が所蔵する写真や資料をパネル約80枚にまとめて展示する。ナチスドイツからの解放を期した市民の決起や、市街戦で壊滅し、がれきと化した首都の光景、その再建の歩みを時系列で回顧。地下製造された国内軍(レジスタンス)の機関銃や偽造身分証のレプリカが並ぶ。
開幕を前にした15日に式典があり、同館のパべウ・ウキエルスキ副館長(47)は「シリアやウクライナで町が破壊される中、ワルシャワや広島のように復興できるという希望のメッセージを発信したい」と訴えた。(頼金育美)
(2023年11月16日朝刊掲載)
同館が所蔵する写真や資料をパネル約80枚にまとめて展示する。ナチスドイツからの解放を期した市民の決起や、市街戦で壊滅し、がれきと化した首都の光景、その再建の歩みを時系列で回顧。地下製造された国内軍(レジスタンス)の機関銃や偽造身分証のレプリカが並ぶ。
開幕を前にした15日に式典があり、同館のパべウ・ウキエルスキ副館長(47)は「シリアやウクライナで町が破壊される中、ワルシャワや広島のように復興できるという希望のメッセージを発信したい」と訴えた。(頼金育美)
(2023年11月16日朝刊掲載)