ポーランド作曲家顕彰 中区で広響などトチノキを植樹
23年11月17日
ヒロシマをテーマにした作品で知られるポーランドの作曲家、クシシュトフ・ペンデレツキ氏(2020年に86歳で死去)を顕彰し、ベニバナトチノキが広島市中区のJMSアステールプラザの敷地内に植えられた。
生誕90年に合わせ、市や広島交響楽協会が計画。15日にあった植樹式には、ポーランド国立文化機関のバルバラ・スハボフスカ所長や、広島交響楽団の下野竜也音楽総監督が参加し、同国の代表的な街路樹であるトチノキの苗木にスコップで土をかけた。
ペンデレツキ氏は「広島の犠牲者に捧(ささ)げる哀歌」などを作曲し、1994年と19年に市内で広響と共演した。下野さんは「平和の木として成長し、功績を伝え続けてほしい」と願った。
(2023年11月17日朝刊掲載)
生誕90年に合わせ、市や広島交響楽協会が計画。15日にあった植樹式には、ポーランド国立文化機関のバルバラ・スハボフスカ所長や、広島交響楽団の下野竜也音楽総監督が参加し、同国の代表的な街路樹であるトチノキの苗木にスコップで土をかけた。
ペンデレツキ氏は「広島の犠牲者に捧(ささ)げる哀歌」などを作曲し、1994年と19年に市内で広響と共演した。下野さんは「平和の木として成長し、功績を伝え続けてほしい」と願った。
(2023年11月17日朝刊掲載)