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　「女性に対する暴力撤廃の国際デー」の２５日夕、市民集会「キャンドルアクションｉｎひろしま」が広島市中区の原爆ドーム前であった。約７０人がキャンドルをともし、女性への性暴力の根絶を訴えた。

　主催した市民団体の岡原美知子事務局長（７３）は性被害を訴える「＃ＭｅＴｏｏ」運動が広がる一方、「今も被害はなくなっていない」と強調。約７０個のキャンドルが並ぶ中、被害女性の支援者たち６人が「被害者が声を上げやすい社会をつくろう」などと声を上げ、連帯を呼びかけた。

　２０１７年から毎年開いている。参加した南区の恩地いづみさん（６７）は「今この瞬間も傷ついている人がいると思う。どうか独りで悩まないでほしい」と話した。（木原由維）

（２０２３年１１月２６日朝刊掲載）