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研修に教育勅語 抗議声明を提出 広島市にJCJ支部

 日本ジャーナリスト会議(JCJ)広島支部は18日、広島市の松井一実市長が職員研修の資料に戦前の「教育勅語」の一部を引用しているのに対し、「公務員に擁護義務を定めた憲法に反する」と抗議する声明を発表した。同日、市に提出した。

 声明は、「憲法が否定する教育勅語を研修の講話に使うのは不適切」と指摘。「過ちを認め二度とこうした研修を行わないと言明するよう強く求める」と訴えている。

(2023年12月19日朝刊掲載)

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