平和の象徴「折りばら」20年の歩み 福山でパネル展
24年1月4日
20周年を迎えた福山市の「折りばら」を紹介するパネル展が市役所本庁舎の1階市民ホールで開かれている。毎年5月の福山ばら祭で折りばらのイベントなどを開く福山祭委員会折りばら部会が企画。12日まで。
折りばらはイラク戦争のさなかだった2003年、ばら祭で平和を訴えようと始まった。パネル展では、カナダ人の市職員が折り紙で作ったバラをきっかけに「平和の象徴」として根付いた経緯を発信。米中枢同時テロが起きた9月11日にちなみ、911個のバラをニューヨーク市に届けたことなど、これまでの歩みを写真や新聞記事など約110点で伝えている。
来場者が自由に持ち帰られる折りばらも置く。同部会の岡田晃尚部会長(59)はパレスチナ自治区ガザやウクライナで軍事攻撃が相次ぐ情勢を踏まえ、「改めて平和について考えるきっかけにしてほしい」と呼びかける。15~27日はまなびの館ローズコム(霞町)で展示する。(益田里穂)
(2024年1月4日朝刊掲載)
折りばらはイラク戦争のさなかだった2003年、ばら祭で平和を訴えようと始まった。パネル展では、カナダ人の市職員が折り紙で作ったバラをきっかけに「平和の象徴」として根付いた経緯を発信。米中枢同時テロが起きた9月11日にちなみ、911個のバラをニューヨーク市に届けたことなど、これまでの歩みを写真や新聞記事など約110点で伝えている。
来場者が自由に持ち帰られる折りばらも置く。同部会の岡田晃尚部会長(59)はパレスチナ自治区ガザやウクライナで軍事攻撃が相次ぐ情勢を踏まえ、「改めて平和について考えるきっかけにしてほしい」と呼びかける。15~27日はまなびの館ローズコム(霞町)で展示する。(益田里穂)
(2024年1月4日朝刊掲載)