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被爆樹木保存へ 広島市に20万円 中国四国博報堂と本社

 被爆樹木の保存に役立ててもらおうと中国四国博報堂(広島市中区)と中国新聞社は26日、両社の共同企画「緑の伝言プロジェクト」に賛同した12社の協賛金や被爆樹木ポストカードの売り上げの一部として20万2848円を市へ寄付した。

 中国四国博報堂の国邑洋介メディアコンテンツビジネス局長と中国新聞社の増田泉子地域ビジネス局長が、市国際平和推進部の山藤貞浩部長に手渡した。山藤部長は「若い人たちに被爆樹木を知ってもらう活動につなげたい」と感謝した。

 プロジェクトは被爆60年の2005年に開始。8月6日の中国新聞朝刊で被爆樹木を紹介する広告を掲載し、樹木医の案内で各所を巡るイベントを開いている。寄付は累計400万9058円になった。

(2023年12月27日朝刊掲載)

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