ウクライナ女性と料理で交流 中区の安田女子中・高生 「現地に思いを」と企画
24年1月12日
広島市中区の安田女子中・高の生徒が11日、広島ウクライナ人会のホーチナ・アナスタシアさん(40)と同国の料理を味わいながら交流した。ロシアによる侵攻から間もなく2年になる中、戦禍の現地に思いをはせたいと企画した。
鶏ときのこのクリーム煮、パンケーキの一種「シルニキ」などのセット100食が校内の食堂で提供された。生徒とメニューを考えたアナスタシアさんは「幼い頃に食べた味」と喜び、一緒にテーブルを囲んだ5人も「私たちの口にも合う」と笑顔で応じた。
教科の枠組みを超えて学ぶ授業の一環で、広島大留学生との交流を通じてアナスタシアさんと知り合った。高校2年福尾愛美さん(17)は「食や文化からウクライナのことを少しでも知りたい」と話した。
アナスタシアさんは約20年前に来日し、同国に両親がいる。「広島の生徒たちが思いを寄せてくれてとてもありがたい」と感謝していた。(大平健幹)
(2024年1月12日朝刊掲載)
鶏ときのこのクリーム煮、パンケーキの一種「シルニキ」などのセット100食が校内の食堂で提供された。生徒とメニューを考えたアナスタシアさんは「幼い頃に食べた味」と喜び、一緒にテーブルを囲んだ5人も「私たちの口にも合う」と笑顔で応じた。
教科の枠組みを超えて学ぶ授業の一環で、広島大留学生との交流を通じてアナスタシアさんと知り合った。高校2年福尾愛美さん(17)は「食や文化からウクライナのことを少しでも知りたい」と話した。
アナスタシアさんは約20年前に来日し、同国に両親がいる。「広島の生徒たちが思いを寄せてくれてとてもありがたい」と感謝していた。(大平健幹)
(2024年1月12日朝刊掲載)