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異国の文化 触れて身近に 民族料理や舞 ブース多彩 中区 国際交流フェスに23団体

 国際交流フェスティバル「ぺあせろべ」が14日、広島市中区のひろしまゲートパークプラザであった。民族料理の提供や舞踊のステージがあり、大勢の親子連れたちが海外文化に親しんだ。

 アジアや欧州の出身者たちでつくる23団体がブースを構えた。広島ウクライナ人会が入るブースはホットワインなどを販売。母国の戦禍を憂い、「STOP WAR(戦争をやめて)」と記したカードも飾った。

 広島モンゴル友好協会の看板メニューは、揚げギョーザに似た「ホーショール」。ブース内ではメンバーたちが手際よく生地を延ばし、具を包んだ。同協会のバトスレン・ラクチャーさん(44)=佐伯区=は「張り切って準備した。母国の文化を知ってほしい」と話した。

 舞台では舞踊や太鼓が披露された。ビザ相談のコーナーもあった。県建築士会広島支部(中区)などでつくる実行委員会の主催。(小林可奈)

(2024年1月15日朝刊掲載)

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