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ヒロシマ平和研究教育機構 発足

 広島市と広島大、広島市立大、広島平和文化センターは15日、「核兵器のない世界」に向けた共同研究を進める「ヒロシマ平和研究教育機構」を設立した。理事長に前(すすめ)健一副市長が就任した。

 機構は一般社団法人として同日付で広島法務局に登記申請をした。当面は市立大サテライトキャンパス(中区)に事務局を置く。本年度は市立大職員が事務局職員を兼ね、大学間での単位互換ができる「大学等連携推進法人」の認定を国に今月下旬に申請する。

 また機構長に、広島大平和センターの川野徳幸センター長と、市立大広島平和研究所の大芝亮所長を選任する見通し。具体的な研究内容は今後詰める。市が計画している広島大本部跡地(中区)の被爆建物、旧理学部1号館の整備後は拠点として使う。(宮野史康)

(2024年1月16日朝刊掲載)

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