建国記念の日 市民らが集会 広島 祝意や批判
24年2月12日
「建国記念の日」の11日、記念日を祝う立場と、批判的な立場の団体が広島市中区でそれぞれ集会を開いた。
企業経営者たちでつくる奉祝委員会は「建国を祝う集い」をJMSアステールプラザで開き、約1200人が参加した。上野淳次会長は能登半島地震に触れ、「今こそ危機に強い日本をつくらねばならない」と強調。和太鼓の演奏もあった。女性や子どもたちが着物姿で市中心部を歩く一般財団法人国づくり人づくり財団(中区)の行事には約80人が参加した。
記念日に反対する立場の県内のキリスト教3団体は、広島カトリック会館で集会を開き、約70人が集まった。「象徴天皇制」をテーマに、参加者が意見を交わした。講師を務めた煉獄(れんごく)援助修道会シスターの大田伊杜子さん(80)=大阪市=は「天皇制を支えているのは沈黙している私たち。声を上げて民主主義の主人公になりましょう」と呼びかけた。
(2024年2月12日朝刊掲載)
企業経営者たちでつくる奉祝委員会は「建国を祝う集い」をJMSアステールプラザで開き、約1200人が参加した。上野淳次会長は能登半島地震に触れ、「今こそ危機に強い日本をつくらねばならない」と強調。和太鼓の演奏もあった。女性や子どもたちが着物姿で市中心部を歩く一般財団法人国づくり人づくり財団(中区)の行事には約80人が参加した。
記念日に反対する立場の県内のキリスト教3団体は、広島カトリック会館で集会を開き、約70人が集まった。「象徴天皇制」をテーマに、参加者が意見を交わした。講師を務めた煉獄(れんごく)援助修道会シスターの大田伊杜子さん(80)=大阪市=は「天皇制を支えているのは沈黙している私たち。声を上げて民主主義の主人公になりましょう」と呼びかけた。
(2024年2月12日朝刊掲載)