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被爆80年へ「ヒロシマの声結集」 被団連50年声明

 二つの県被団協など被爆者7団体のまとめ役を担う広島被爆者団体連絡会議(被団連)が14日、結成50年の声明を発表した。来年の被爆80年に向け「ヒロシマの声を結集する」と誓っている。

 被団連は1974年2月14日に発足。声明では「命ある限り一丸になって、核兵器のない、戦争のない世界の実現を訴え続けるよう呼びかける」と強調。日本政府に核兵器禁止条約への参加も要請している。

 この日、市役所で被団連の田中聡司事務局長(79)、県被団協の箕牧(みまき)智之理事長(81)、もう一つの県被団協の佐久間邦彦理事長(79)が記者会見。世界の恒久平和へ行動継続や禁止条約の重要性を訴えた。(頼金育美)

(2024年2月15日朝刊掲載)

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