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多極化社会と被爆の記憶 考える講座 広島で24日 参加者募集

 広島大平和センターは24日午後1時から、市民公開講座「多極化社会と被爆の記憶~普遍的な平和を創るために」を、広島市中区の広島国際会議場で開く。ウクライナやパレスチナ自治区ガザなどで戦争が続き核使用さえ懸念される世界の情勢を踏まえ、情報があふれるデジタル社会に生きる私たちが記憶の忘却に対し、何ができるか考える。

 記憶学の第一人者であるアンドリュー・ホスキンス英国国立グラスゴー大教授が、「広島の忘却―デジタル社会と『生きる記憶』の危機」と題して特別講演。同センターのファン・デル・ドゥース瑠璃准教授と、原爆資料館の小山亮学芸員による報告に続き、登壇者によるパネル討論がある。

 原爆資料館との共催。無料。22日正午までに同センターホームページの専用フォームから申し込む。☎082(542)6975。(森田裕美)

(2024年2月19日朝刊掲載)

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