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中核派活動家の釈放求める声明 8・6デモ主催者

 昨年8月6日に広島市中区の平和記念公園で市職員に集団で体当たりしたとして中核派活動家の男5人が逮捕された事件で、5人が参加したデモを主催した市民団体「8・6ヒロシマ大行動実行委員会」などは7日、5人の即時釈放を求める声明文を広島地裁に提出した。中区で記者会見した実行委の宮原亮事務局長(48)は「反戦運動つぶしの不当逮捕で、政治的弾圧だ」と訴えた。

 5人は2月28日に暴力行為法違反(集団的暴行)容疑で県警に逮捕された。この日、5人の勾留理由開示手続きが同地裁であり、裁判官が勾留理由を「罪証隠滅や逃亡の恐れがある」などと説明。傍聴席からはやじが飛び、複数人が退廷を命じられた。

(2024年3月8日朝刊掲載)

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