「世界の記憶」へ 企画展開催検討 原爆写真 広島市など6者
24年3月16日
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」国際登録を目指す「広島原爆の視覚的資料―1945年の写真と映像」を巡り、広島市は15日、共同申請者の中国新聞社など報道機関5社と企画展の開催を検討することを明らかにした。
市議会予算特別委員会で西田満・被爆体験継承担当課長が「国際登録への機運を醸成するとともに、被爆の実相を守り、広め、伝える取り組みを加速させたい」と説明。国内外へ積極的に情報発信するため、共同申請者で企画展や、日本語と英語のサイト開設を考えたいと伝えた。
資料は、1945年8月6日から12月末までに市内や近郊で撮影された原爆記録写真1532点と動画2点。政府の推薦を受け、2023年11月に6者がユネスコへ申請書を提出した。25年春に登録の可否が決まる見通し。(川上裕)
(2024年3月16日朝刊掲載)
市議会予算特別委員会で西田満・被爆体験継承担当課長が「国際登録への機運を醸成するとともに、被爆の実相を守り、広め、伝える取り組みを加速させたい」と説明。国内外へ積極的に情報発信するため、共同申請者で企画展や、日本語と英語のサイト開設を考えたいと伝えた。
資料は、1945年8月6日から12月末までに市内や近郊で撮影された原爆記録写真1532点と動画2点。政府の推薦を受け、2023年11月に6者がユネスコへ申請書を提出した。25年春に登録の可否が決まる見通し。(川上裕)
(2024年3月16日朝刊掲載)