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パールハーバーとの公園協定考える 広島で31日討論会

 広島市の平和記念公園とパールハーバー国立記念公園(米ハワイ州)の姉妹公園協定を巡り、昨年の締結に至った経緯や米側の意図、問題点を探る市民討論会が31日、広島弁護士会館(中区)である。「教科書問題を考える市民ネットワーク・ひろしま」などの主催。

 同協定は米政府の意向として、和解と友好を掲げ締結された。これに対して米国の原爆投下責任を不問に付すものだと反発する市民たちが、その理由を知ってもらおうと集会を計画した。

 1月に現地を訪れた広島県被団協(佐久間邦彦理事長)所属の平和学習講師団のメンバーが、視察報告をする。市の開示文書から米側と市のやりとりを分析したり、市民レベルでハワイと平和交流を続ける当事者が現在の思いを語ったりする。

 午後2時~4時半、参加費千円(障害者と学生無料)。事前申し込み不要。オンライン参加は29日までに knet.hiroshima@gmail.com に申し込む。岸さん☎090(6830)6257。

(2024年3月19日朝刊掲載)

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