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入館者190万人初突破 原爆資料館23年度

 広島市は25日、原爆資料館(中区)の2023年度の入館者数が開館以来初めて年間190万人に達したと明らかにした。23年5月に市であった先進7カ国首脳会議(G7サミット)などを追い風に、過去最多を更新し続けている。

 23日に190万人を突破し、24日時点で191万3329人(速報値)となっている。これまで最多だった19年度の175万8746人を2月23日に上回り、3月5日には180万人台に乗せていた。

 資料館は混雑対策で入館チケットのオンライン販売・予約を導入。1日から開館を1時間早め、閉館を1時間遅らせている。市平和推進課は「引き続き混雑対策を講じながら被爆の実態を多くの人に伝える」としている。(野平慧一)

(2024年3月26日朝刊掲載)

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