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悲劇の光景 平和問い掛け 「原爆展」に写真54点 府中

■記者 榎本直樹

 原爆の惨状や被爆前の建物の様子を写真で伝える「原爆展」が、府中町本町の歴史民俗資料館で開かれている。8月11日まで。

 広島市中区の原爆資料館や市公文書館から借りた写真のコピー54点を展示している。原爆で焼け崩れた広島流川教会や元安川の新橋、病院で手当てを受ける被爆者などのカットが並ぶ。被爆前の市役所や、原爆ドームの前身の旧県産業奨励館がライトアップされている写真もある。

 府中町本町の主婦三木チズカさん(72)は「胸が締め付けられるようです」と見入っていた。午前9時半~午後4時。無料。月曜休館。

(2009年7月22日朝刊掲載)

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