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オスプレイの飛行再開抗議 広島の市民団体など

 米軍と陸上自衛隊が保有する輸送機オスプレイの飛行再開を受け、市民団体「岩国基地の拡張・強化に反対する広島県住民の会」などは29日、抜本的な事故の再発防止策が示されていないとする抗議文を中国四国防衛局に提出した。

 木原稔防衛相宛ての文書は、飛行再開後に米軍岩国基地(岩国市)でオスプレイ2機を確認したとして「基地周辺住民の不安はとてつもなく大きなもの」と指摘。米軍に対し、事故原因の公表と再発防止策を国が求めるよう要請している。

 米軍は鹿児島県・屋久島沖で昨年11月に起きた死亡墜落事故後、世界中でオスプレイ全機種の飛行を停止。陸自も見合わせていたが、いずれも3月上旬に停止措置を解除した。

(2024年3月30日朝刊掲載)

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