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広島県は5日間出展 大阪万博 8月6日含む 平和・復興メッセージ発信

 広島県は8日、2025年の大阪・関西万博への県のブースの出展について、8月6日の「原爆の日」を含む5日間とする方針を明らかにした。被爆地の平和や復興のメッセージとともに、県の魅力を発信していく。

 湯崎英彦知事が万博のPRで県庁を訪れた大阪府の吉村洋文知事との会談で言及した。湯崎知事は「平和をベースに繁栄を築くことができるというメッセージを伝えていきたい」と説明。展示内容は未定だが、来場者が広島を訪れたくなる仕掛けを考えるとした。

 県観光課によると、出展期間は25年8月5~9日で、日本国際博覧会協会から内定の連絡があったという。万博は25年4~10月に大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で開かれる。(長久豪佑)

(2024年4月9日朝刊掲載)

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