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　戦前の「教育勅語」について考える市民討論会が１３日午後２時から、広島市南区西荒神町の市留学生会館である。市民団体「教科書問題を考える市民ネットワーク・ひろしま」が主催。

　「なぜ今　教育勅語なのか？」をテーマに、約２時間半の予定。松井一実市長が職員研修の資料に教育勅語の一部を引用しているのを批判、追及している団体事務局の岸直人さんが経過を報告する。被爆者の切明千枝子さんも、戦中の自らの体験を踏まえて語る。

　定員２３０人で先着順。オンライン参加の申し込みは１１日まで受け付ける。いずれも参加費千円で、障害者と学生は無料。岸さん☎０９０（６８３０）６２５７。

（２０２４年４月１０日朝刊掲載）