×

ニュース

基地開放 航空ショー披露 来月5日にイベント オスプレイ展示も

 岩国市の米軍岩国基地と海上自衛隊岩国基地は12日、5月5日に開く基地開放イベント「フレンドシップデー」の概要を発表した。米軍機と自衛隊機の航空ショーや地上展示がある。昨年11月の鹿児島県・屋久島沖での死亡墜落事故を受け、全世界で飛行を一時停止した輸送機オスプレイも昨年に続き展示される。

 航空ショーでは、米海兵隊のステルス戦闘機F35Bやアクロバット飛行で人気の航空自衛隊ブルーインパルスが飛ぶ。地上展示では、米海軍のFA18スーパーホーネット戦闘攻撃機などの空母艦載機や海自の救難飛行艇US2が並ぶ。海兵隊のMV22オスプレイも予定し、飛行するかどうかは調整中という。

 記者会見した米軍岩国基地のリチャード・ラスノック司令官は「日米のつながりを深めるため多くの人を出迎えたい」と話した。オスプレイについては「事故原因は調査済み」と安全性に問題はないとの認識を示した。

 午前7時~午後4時半。入場は午後2時までで、運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証の提示が必要。駐車場はなく、JR岩国駅西口からのシャトルバスの利用を呼びかける。徒歩や自転車での来場者は基地正門の約700メートル北にある西門から入る。(大平健幹)

(2024年4月13日朝刊掲載)

年別アーカイブ