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原爆投下発言「適切でない」 首相

 岸田文雄首相は18日の衆院本会議で、パレスチナ自治区ガザへの原爆投下を促したと取れる米共和党のウォルバーグ下院議員の発言について「適切ではない」と述べた。

 国民民主党の玉木雄一郎代表への答弁。首相は「唯一の戦争被爆国として、核兵器による広島・長崎の惨禍は決して繰り返してはならないとの信念の下、核兵器のない世界に向けて取り組む」と強調した。米議員が発言後に核使用を促す意図はなかったと釈明したことに「留意している」とも話した。

(2024年4月19日朝刊掲載)

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