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広島知事 核使用を懸念 イスラエルの攻撃報道受け

 イスラエルがイランを攻撃したとの報道を受け、広島県の湯崎英彦知事は19日の記者会見で核兵器使用への懸念を示した。両国の攻撃拡大を念頭に「核兵器が本当に使われないのか、大きな疑問や不安がある」と述べた。

 イスラエルは事実上の核兵器保有国。イランも核兵器開発を加速させているとされる。湯崎知事は核抑止に依存する安全保障の危うさを指摘した上で「核保有国と関わるのは非常に危険。核兵器をなくしていくことが極めて重要だ」と強調した。(太田香)

(2024年4月20日朝刊掲載)

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