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オスプレイ展示など「中止を」 来月5日の催し 岩国爆音訴訟の原告ら

 米軍岩国基地(岩国市)周辺の航空機騒音を巡る第2次訴訟の原告と支援者でつくる岩国爆音訴訟の会は22日、5月5日にある基地開放イベント「フレンドシップデー」の航空ショーや輸送機オスプレイの展示の中止を米軍と海上自衛隊岩国基地に求めるよう、市に申し入れた。

 共同代表の三木健二さん(83)たち3人が市役所を訪問。昨年11月の鹿児島県・屋久島沖での死亡墜落事故を受けて米軍が全世界で飛行を一時停止したオスプレイがイベントに合わせて飛来することを踏まえ、「危険極まりなく、騒音は堪え難い」とする要請書を石本英二・基地政策担当部長に手渡した。

 石本部長は、沖縄県の米軍普天間飛行場から飛来する海兵隊のオスプレイについて「国から安全確保に万全を期しながら慎重に進めていくと説明を受けている」と述べ、中止を求める考えはないとした。(川村奈菜)

(2024年4月23日朝刊掲載)

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