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8・6招待国 再考申し入れ 広島市に県被団協など

 広島県被団協(佐久間邦彦理事長)と県原水協、平和・民主・革新の日本をめざす広島の会(ヒロシマ革新懇)は10日、広島市が8月6日の平和記念式典にロシアとベラルーシの政府代表を招待せず、イスラエルを招く対応を「二重基準」とし、再考するよう市に申し入れた。

 要請文では「『ダブルスタンダードだ』と批判されてしかるべき」などと指摘。対応が違う理由を市民に再度説明するよう訴えている。市によると、同様の意見やイスラエルの招待に反対するメールが今月9日までに1020件寄せられたという。

 市はロシアとベラルーシを招かない理由を「式典の円滑な挙行に影響を及ぼす可能性がある」としている。

(2024年5月11日朝刊掲載)

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