着艦資格訓練 あすにも 米軍岩国基地艦載機、九州沖で
24年5月16日
中国四国防衛局は１５日、米軍岩国基地（岩国市）の空母艦載機のパイロットによる着艦資格取得訓練（ＣＱ）が１７日ごろから九州沖で４～６日間程度実施されるとの予定を岩国市と山口県に通知した。
九州沖で実施されるＣＱでは、深夜を含む夜間に岩国基地へ艦載機が帰還する際などの騒音が懸念される。市は帰還時に滑走路運用時間内の午後１１時までに着陸することなどを、国を通じて米側に求めている。
ＣＱは洋上の空母で離着艦を繰り返す訓練で、米軍は地上の滑走路を甲板に見立てる陸上空母離着陸訓練（ＦＣＬＰ）を終えて１０日以内に始めるようにしている。岩国基地の艦載機は１３日まで硫黄島（東京都）でＦＣＬＰをしていた。
（２０２４年５月１６日朝刊掲載）
九州沖で実施されるＣＱでは、深夜を含む夜間に岩国基地へ艦載機が帰還する際などの騒音が懸念される。市は帰還時に滑走路運用時間内の午後１１時までに着陸することなどを、国を通じて米側に求めている。
ＣＱは洋上の空母で離着艦を繰り返す訓練で、米軍は地上の滑走路を甲板に見立てる陸上空母離着陸訓練（ＦＣＬＰ）を終えて１０日以内に始めるようにしている。岩国基地の艦載機は１３日まで硫黄島（東京都）でＦＣＬＰをしていた。
（２０２４年５月１６日朝刊掲載）
