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核実験受け米に抗議文 広島県原水協

 米国が14日に臨界前核実験を実施したことを受け、広島県原水協は19日、バイデン大統領への抗議文を東京の米国大使館にファクスした。2021年1月に発効した核兵器禁止条約に参加し、核兵器廃絶に向けて努力するよう求めている。

 抗議文では「核軍拡競争を助長し、断じて許されない。いかなる形態の核実験も行わないことを強く求める」と主張。昨年5月に広島市で開催された先進7カ国首脳会議(G7サミット)で採択した初の核軍縮文書「広島ビジョン」の趣旨に反するなどと指摘した。

(2024年5月20日朝刊掲載)

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