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広島県とインドの「架け橋」に 広島サミットが縁 「協会」発足 文化・経済交流促進へ

 広島県とインドの文化、経済交流に取り組む「広島日印協会」が20日、発足した。広島市で1年前に開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)の拡大会合にインドが出席した際の交流がきっかけになった。今秋ごろに市内で開くイベントなどを通じ、インドの魅力を広く伝える。

 中区でこの日あった設立総会には約150人が出席。会長に就いた精米機製造のサタケ(東広島市)の松本和久社長が「広島とインドの架け橋となれるよう努力したい」とあいさつした。副会長は4人で、インドと40年余りの交流があり、サミットで来日したモディ首相と面会した南区の画家高山博子さん(66)たちが選ばれた。

 計画では、イベントなどでインドの美術や芸能、料理を紹介するほか、経済セミナーを開く。訪問団の派遣や受け入れも企画する。個人会員(年会費1口5千円)、法人・団体会員(同2万円)を募っている。サタケ内の事務局☎082(420)8512。(小畑浩)

(2024年5月21日朝刊掲載)

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