アンネのバラにプレート 福山の住民団体 幸千中に寄贈
24年5月29日
「アンネのバラ」を通じてまちづくりに取り組む福山市若松町の住民団体「『地域ばら花壇』を次の世代へつなぐ会」が花壇に設置するプレートを作った。28日、イラストを描くなど制作に協力した幸千中(御幸町)に一部を贈った。
プレートは、長さ30センチの柄の先に縦14・7センチ、横21センチの名札を付けた。「アンネのバラ(品種名/アンネ・フランクの形見)」などと記し、同中の美術部員8人がそれぞれ描いたアンネのイラストを添えた。同中はアンネのバラを校内で育てるなど、普及に取り組んでいる。
同会の小寺康之代表(69)が昨年、ホロコースト記念館(御幸町)からアンネのバラの苗2株を譲り受けたのがきっかけ。同会はこの日、同中にプレート8本を届けた。他に100本を市内の小中学校や交流館に贈り、栽培を促す。
美術部長の3年藤原美緒さん(14)は「アンネのバラを知り、調べたり興味を持ったりするきっかけになれば」と期待。小寺さんは来年5月にある世界バラ会議福山大会に触れ「会議のテーマでもある平和を、アンネのバラを通して福山から発信したい」と話した。(益田里穂)
(2024年5月29日朝刊掲載)
プレートは、長さ30センチの柄の先に縦14・7センチ、横21センチの名札を付けた。「アンネのバラ(品種名/アンネ・フランクの形見)」などと記し、同中の美術部員8人がそれぞれ描いたアンネのイラストを添えた。同中はアンネのバラを校内で育てるなど、普及に取り組んでいる。
同会の小寺康之代表(69)が昨年、ホロコースト記念館(御幸町)からアンネのバラの苗2株を譲り受けたのがきっかけ。同会はこの日、同中にプレート8本を届けた。他に100本を市内の小中学校や交流館に贈り、栽培を促す。
美術部長の3年藤原美緒さん(14)は「アンネのバラを知り、調べたり興味を持ったりするきっかけになれば」と期待。小寺さんは来年5月にある世界バラ会議福山大会に触れ「会議のテーマでもある平和を、アンネのバラを通して福山から発信したい」と話した。(益田里穂)
(2024年5月29日朝刊掲載)