空中給油訓練中止を 島根県など 国に働きかけ要望
24年5月31日
島根県西部の5市町でつくる米軍機騒音等対策協議会と県は30日、米軍機による空中給油訓練の中止などを米国側に働きかけるよう防衛省に要望した。昨年12月に浜田市上空で米軍岩国基地(岩国市)の軍用機が空中給油をしたとみられる問題を巡り、事実確認も求めた。
協議会会長の久保田章市・浜田市長や丸山達也知事たちが同省を訪ね、三宅伸吾防衛政務官に要望書を渡した。要望書は空中給油について「住民に与える不安は大きく、到底、容認できない」と強調。騒音対策の強化なども訴えた。
非公開で意見を交わした後、久保田市長は報道陣に「空中給油による事故の心配がある。(米側に)中止を強く申し入れるようお願いした」と話した。三宅氏は「しっかりと申し入れをする」と答えたという。(山本庸平)
(2024年5月31日朝刊掲載)
協議会会長の久保田章市・浜田市長や丸山達也知事たちが同省を訪ね、三宅伸吾防衛政務官に要望書を渡した。要望書は空中給油について「住民に与える不安は大きく、到底、容認できない」と強調。騒音対策の強化なども訴えた。
非公開で意見を交わした後、久保田市長は報道陣に「空中給油による事故の心配がある。(米側に)中止を強く申し入れるようお願いした」と話した。三宅氏は「しっかりと申し入れをする」と答えたという。(山本庸平)
(2024年5月31日朝刊掲載)