国旗ポール 金属製に交換 平和記念公園 強風で木製折れる 広島市、8・6までに復旧へ
24年6月12日
広島市中区の平和記念公園にある国旗掲揚ポールの復旧へ、市は昨年11月の強風で折れた木製に代わり、同じ18メートルの金属製のポールを新設する方針を決めた。今年8月6日の平和記念式典に間に合わせる。
旗ポール製造のサンポール(中区)から金属製の1本を寄贈してもらい、原爆慰霊碑そばにある現ポールを撤去後、同じ場所に立てる。隣に仮設している長さ10メートルの金属製ポールは取り外す。
現ポールは外国産ベイマツ製。1982年に広島木材青年経営者協議会(南区)から贈られ、同年に設置された。昨年11月に滑車を取り付ける金属製の先端部分が折れたため、市は修復を含めた復旧策を協議会と話し合ってきた。同じサイズの木材が現在は手に入らないといい、金属製のポールに交換し、強度も高めることにした。(山下美波)
(2024年6月12日朝刊掲載)
旗ポール製造のサンポール(中区)から金属製の1本を寄贈してもらい、原爆慰霊碑そばにある現ポールを撤去後、同じ場所に立てる。隣に仮設している長さ10メートルの金属製ポールは取り外す。
現ポールは外国産ベイマツ製。1982年に広島木材青年経営者協議会(南区)から贈られ、同年に設置された。昨年11月に滑車を取り付ける金属製の先端部分が折れたため、市は修復を含めた復旧策を協議会と話し合ってきた。同じサイズの木材が現在は手に入らないといい、金属製のポールに交換し、強度も高めることにした。(山下美波)
(2024年6月12日朝刊掲載)