平和公園清掃に熊手など手作り 白木の団体 市に贈る
24年6月13日
広島市安佐北区白木町の高齢者でつくる「関川福寿会」が12日、手作りの熊手190本と竹ぼうき45本を市へ贈った。平和記念公園(中区)の清掃に役立ててもらう。
永井俊之会長(78)たち会員11人が公園を訪れ、緑政課の小林一申課長に引き渡した。熊手は東広島市、竹ぼうきは町内の竹を使って2月に16日間かけて作った。胎内被爆者の永井会長は「広島で生まれ育った者としてわれわれは平和記念公園を守る務めがある。少しでも手助けしたい」と話した。
寄贈は2001年から毎年続け、24回目。会員が高齢化し、今後は後継者の育成にも力を入れるという。小林課長は「平和記念公園はこうした厚意や活動で成り立っている。式典前や定期的な清掃で使いたい」と感謝した。
(2024年6月13日朝刊掲載)
永井俊之会長(78)たち会員11人が公園を訪れ、緑政課の小林一申課長に引き渡した。熊手は東広島市、竹ぼうきは町内の竹を使って2月に16日間かけて作った。胎内被爆者の永井会長は「広島で生まれ育った者としてわれわれは平和記念公園を守る務めがある。少しでも手助けしたい」と話した。
寄贈は2001年から毎年続け、24回目。会員が高齢化し、今後は後継者の育成にも力を入れるという。小林課長は「平和記念公園はこうした厚意や活動で成り立っている。式典前や定期的な清掃で使いたい」と感謝した。
(2024年6月13日朝刊掲載)