海外原爆展 パネル紹介 来月1日まで中区の資料館 JICA
24年6月17日
国際協力機構(JICA)の海外協力隊員が派遣先の開発途上国で開いた原爆展の様子を伝えるパネル展が、原爆資料館(広島市中区)の東館地下1階で開かれている。JICA中国が、国内外からの来館者へ取り組みをアピールしようと催し、7月1日まで。
日本語と英語の各6枚のパネルが並び、各国で展示されたという原爆投下直後や復興途上の広島を捉えた写真を例示している。現地の子どもたちが「大切なもの」として書いた「家族」「水」などの言葉と手形を組み合わせた作品も紹介。チュニジアに派遣中の増田道子さん(45)=安佐北区出身=と各地の隊員が合同で取り組んだという。
原爆展は2004年に始まり、70カ国で計209回開催。JICA中国の村岡啓道所長は「広島に来られない人にも、広島で起こったことや平和について考えてもらう重要な取り組み。多くの外国人や修学旅行生に見てほしい」と呼びかけている。午前7時半~午後7時。無料。(下高充生)
(2024年6月17日朝刊掲載)
日本語と英語の各6枚のパネルが並び、各国で展示されたという原爆投下直後や復興途上の広島を捉えた写真を例示している。現地の子どもたちが「大切なもの」として書いた「家族」「水」などの言葉と手形を組み合わせた作品も紹介。チュニジアに派遣中の増田道子さん(45)=安佐北区出身=と各地の隊員が合同で取り組んだという。
原爆展は2004年に始まり、70カ国で計209回開催。JICA中国の村岡啓道所長は「広島に来られない人にも、広島で起こったことや平和について考えてもらう重要な取り組み。多くの外国人や修学旅行生に見てほしい」と呼びかけている。午前7時半~午後7時。無料。(下高充生)
(2024年6月17日朝刊掲載)