ポーランド軍参謀総長 献花 平和公園訪問「紛争の平和的解決を」
24年6月20日
ポーランド軍のヴィエスワフ・ククワ参謀総長が19日、広島市中区の平和記念公園を訪れた。原爆資料館を見学し「私の任務は母国を守ることだけでなく、軍事力に頼らず紛争が平和的に解決される世界を築くことでもある」と振り返った。
ククワ氏は石田芳文館長の案内で資料館を巡った。広島の街並みが一瞬で破壊された様子をCGで伝える「ホワイトパノラマ」や被爆前後の街並みの写真などに見入っていた。見学後、芳名録に「広島は戦争が人間にもたらす苦しみを証明しながら、復活への希望とその力を感じさせる」などとつづった。原爆慰霊碑にも献花し、原爆ドームも対岸から眺めた。
ククワ氏は防衛省統合幕僚長の招待で17日から来日。ポーランド政府は昨年、ロシアの戦術核兵器が隣国ベラルーシに搬入されたことを受け、米国の核兵器を北大西洋条約機構(NATO)加盟国内に配備する「核共有」に加わる意向を示している。(下高充生)
(2024年6月20日朝刊掲載)
ククワ氏は石田芳文館長の案内で資料館を巡った。広島の街並みが一瞬で破壊された様子をCGで伝える「ホワイトパノラマ」や被爆前後の街並みの写真などに見入っていた。見学後、芳名録に「広島は戦争が人間にもたらす苦しみを証明しながら、復活への希望とその力を感じさせる」などとつづった。原爆慰霊碑にも献花し、原爆ドームも対岸から眺めた。
ククワ氏は防衛省統合幕僚長の招待で17日から来日。ポーランド政府は昨年、ロシアの戦術核兵器が隣国ベラルーシに搬入されたことを受け、米国の核兵器を北大西洋条約機構(NATO)加盟国内に配備する「核共有」に加わる意向を示している。(下高充生)
(2024年6月20日朝刊掲載)